2009年6月2日火曜日

交通外傷後の脳挫傷

新人OTのプレゼン

40代の女性。交通事故により受傷。受傷後2ヶ月を経過。
硬膜外血腫、外傷性のSAH。
開頭血腫除去術を2度施行するなど、発症当初は脳浮腫が厳しかったとのこと。
両側前頭葉、両側小脳、左側頭葉に病変を認めた。

訓練室に移行して2w時の評価。
意識障害は一桁。
上下肢とも、分離運動は良好。
体幹失調があり、移乗、立位、歩行時のバランスの低下があるが,近接にて歩行可能。
膝に異所性骨化。
ADLは、BIで50点代。模倣レベルで可能。
高次脳機能は、
注意障害、記憶障害、発動性障害と中等度の失語。
簡易失語症検査60点。
コースIQ82
かなひろい無意味18、有意味14
図形再生は問題ない。

前頭葉症状の評価のプレゼンが少なかったので、その辺を指摘された。TMT,BATSなどの遂行機能評価が足りないとのことだが、数日で急に改善してきたということだろう。

私見では、ベッドサイドから訓練室に移行して2wあまりでこのような状態にまで急速に改善があるということで、失調症は改善していくと思う。コースの点が悪くないのがポイント。高次脳機能(失語)も、かなり良くなると思う。少なくとも、在宅復帰は可能と思われ、生活の拡大と共に、高次脳の影響(遂行機能,記憶障害)がどう出てくるかだと思う。

このような方の場合、急性期病院ではリハ施設へ転院となるので、最終的な帰結はわからないが、この辺が今の新人職員にとってはイメージがしにくいところなのだろう。

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