2008年12月18日木曜日

卒後教育の重要性(病院機能評価サーベーヤー資料)

今回の受審前に、
サーベーヤー向けに配信されている資料をネットで見つけた。
リハに関するその文章はかなり秀逸で、
現状のリハビリを巡る問題点の本質をとらえていた。

問題点と病院機能評価の評価ポイントがリンクされていて
病院機能評価の価値を認識した。

その文書が指摘していることで特に印象に残ったのは、
リハの未熟さをしてきしていることだ。
 リハの領域自体がまだまだ未確立だということ
 養成校の増設に伴い、卒後のセラピストの質が低下していること
 職場内の教育体制も低下していること
 その対策がどうなっているかが評価ポイントとされ、
 具体的には、
 研修参加:計画、実績
 図書室:購入の方法、計画
 症例検討会
 部門内の業務会議
などが効果的に行われているかが、リハのレベルを挙げると
外から見た人は、認識しているということだろう。

 

2008年12月15日月曜日

11月から12月の忙しさ

11月末から機能評価、大阪出張、OT学会抄録締め切り、県学会(2年目が出した)締め切り、RAの講演会と本当に忙しかった。
日々の管理業務も重なりストレスが多かったので、ちと食べ過ぎ(笑)
今週は、体を動かして。リフレッシュしよう。

超音波診断

先週まで1週間
日立製の超音波診断装置をデモで借りていた。
プロブを当て、体の各所を見たが、関節や筋の断層が動いてる形で見たり、
組織の瘢痕、炎症状態もカラーで判別でき面白かった。
昨年、RA内科の先生が薬効をこのやり方でビジュアライズしていたが、
OTとしては、RAのスプリントの効果を見るのに面白い様に感じた。

2008年12月14日日曜日

RAの講習会


神奈川県士会学術部主催の身障分野講習会を
今日無事、当院で行うことができた。
リウマチ膠原病センターの部長DrとOTの発表は、
おおむね好評だったようだ。
準備をするのも、大変だったが、
職場の底上げもでき、
また自身のスキルアップの機会をいただき、まずは、
参加者の方々、学術部の皆様に、感謝したい。

病院機能評価ver5の受審

忙しい11月12月だった。
11月末の受審は、無事終わり、サーベーヤーの終了後のコメントは、
指摘事項は無く、病院全体を高い評価をいただいた。
リハに関しては、
部署訪問も、病棟でのリハに関する質問も、問題なく終了した。
最終的な、結果は、年が明けてからだが、
今回の受審にむけて、
カルテ記載の変更や、病棟でのコンファランスなど、
かなり改善し、チーム医療が実質的に改善したと思う。

2008年11月26日水曜日

今日から病院機能評価

約2年間掛けて準備してきた機能評価バージョン5を受審している。

明日は、第4領域の面接と、部署訪問がある。

プレッシャーもあるが、楽しんで望みたい。

2008年10月20日月曜日

拇指のウェブスペースを拡大するダイナミックスプリント


拇指のウェブスペースの拡張術を受けた方へ,
拇指の短拇指外転筋の筋力がPレベルなので、
持続的な伸張を得るために作成。

2008年10月1日水曜日

研究のPDSシステム

何かものを作る時に、いつもイメージするフレームワーク。
Pは、プロデューサー
Dは、ディレクター
Sは、スタッフ & キャスト

これを、研究発表にあてはめると。

Pは、その研究の意義などを判断する立場の人。研究グループの統括的な立場。判断する材料。文献レビューもこれにあたる。
Dは、筆頭研究者。研究疑問を一番強く持っている人がよい。
Sは、スタッフは共同研究者。キャストは、症例。あるいは,研究テーマそのもの。

この三つが上手く働く事が大切だと思う。

(以下、つづく)

2008年9月22日月曜日

実習生指導:質問法の覚え書き

RAの拇指IP関節スプリント



この方は、内側側副靭帯が損傷し、末節骨が外側へ偏位しており、
つまみをする時の支持性が得られない。
オルフィットライトの最も薄いタイプの三点支持スプリントにて、作業時に
使用している。ほぼ,常時装着しているとの事。

2008年9月14日日曜日

高橋善正監督のことば

中央大学野球部監督高橋監督のテレビ番組の中での言葉が
印象に残った。

強豪であった中央大学野球部に新任で着任した
元プロ野球選手の高橋監督がはじめに驚いたのは、
練習での選手のミスの多さであった。

ミスの原因は、技術的な事ではなく、
ひとりひとりの取り組みの姿勢と感じた。

その中での、一言。

「下手な奴が,上手いと思っていると,進歩を妨げる。
そのプライドを壊していかないとだめ。
あなたのプライドは,何ですか?と聴いていく。。」

自身の戒めとともに、
後輩指導のポイントになるのではないかと,思う。

病院機能評価ver6

来年には、現在のバージョン5から6へアップデートする予定と、
さる筋から聴いた。
5があまりに,細かすぎて逆に、評価する方もされる方も
大変だった、ということらしい。

因に,細かいところの違いでは、
第5領域の病棟関連の、
リハに関する患者の同意のところが、無くなっちゃうとか。。。

同意を得る事を,多くの所は、総合実施計画書で,やっているらしいのだけれど、
私の所の様に、この辺がポイントになっている職場の所は、
これがなくなるっていうだけで、随分と違う。

痙縮のメモ


セラピイストとは違う,医師の立場からのアプローチ。

2008年9月7日日曜日

PIP jt の人工関節術

術後1年以上を経過している症例。
最近、担当を始めた。
Passive ROM ,Active ROM とも、ほぼ同等。
術後からの経過の詳細は不明で、もう少し屈曲が可能にしていけるのではないか。

Post operation about 1year.
I do not know the much information after operation,I have just started my OT.
Active and passive  ROM are almost same degree.
I think it can be flexed more after some OT ex's.

2008年9月3日水曜日

長拇指屈筋腱断裂後縫合術後8週

本日より、自動運動開始となった。
この方は、再断裂した既往があり、再縫合術後他動屈曲のみ施行してきたが、
8Wを経過したため、長拇指屈筋を収縮させる訓練を開始。
MPjt当りから近位部で術創部での癒着があり、これまでフリクションマッサージを
行ってきたが、はじめて行った、IPjtの角度はまだ、かなり、不十分であった。


2008年8月28日木曜日

RAのスプリント オルフィットライト製




変形は進行してきているが、普段は、痛みや腫脹がないのでスプリントは
あまり装着していただけないRAの方。
この夏の暑さで、うちわを良く使い、痛みと腫れが少し出てきていたので、
以前から渡していた手関節をサポートするタイプのものを、再作成。
しばらくは常時装着をお願いした。手指までサポートするタイプの方が、
効果がすぐに出てよかったかもしれない。

2008年8月25日月曜日

COBANテープ


自己修正可能なだが、腱のバランスが崩れ、バネ指様に尺側偏位してしまった方に、
コーバンテーピングをした所。
腫脹はそれほどでもなく、炎症所見も落ち着いているので、
関節自体を圧迫する事はしていない。
引っ張る方向を通常の腱の引かれる方向に
しているのがポイント。
ずれない様に、手関節にまわしてある。

2008年8月24日日曜日

家庭用トレッドミル

在宅でのリハビリでは、運動量を如何に確保して行くかが大事。
そのための介護支援は,介護予防として自治体が整備しているわけだが、
このコンビの家庭用のトレッドミルは、気候に左右されず歩行量を確保できる優れもの。
励ます家族の存在やスペースは、必要と思うが効果は、抜群だ。


2008年8月22日金曜日

介助犬


外来で通院している方の介助犬です。
OT中もおとなしく待っており、下に落ちたものを
主人の命令で,きちんと拾います。
白衣を着ている人が、かまう事は禁止されています。



屈筋腱断裂修復後の2+6ヶ月経過

屈筋腱断裂後再縫合術後2ヶ月経過した後に
外来週2回のフォローを開始したケースの現況。

2008年8月21日木曜日

折り紙のアクティビティー


外来の方が作ってきてくれた折り紙のうちわ。

2008年8月20日水曜日

総合作業療法士

自分のキャリアを見てくると、
専門作業療法士としてのキャリアと総合的などの分野でも見れるキャリアの
両面がある。

以前は、自分の専門家としての専門性を極める事が完全に出来ているかという
自問が常にあり、すっきりしない面があった。

だが、この20年を振り返ると、
様々な分野をかじりながら、いろいろなことを、
深く広く見れる様になってきたように感じる。

大学病院での急性期やいわゆる希少な疾患をみる経験。
手の外科や救命救急などの専門のドクターとコラボレートする経験。
総合病院での地域に根ざした、在宅を目指す経験。
老人分野での痴ほうに関わった経験。
また、訪問分野での実生活に根ざしたリハビリの経験。

どの分野の経験も、専門性としては、十分に深いものでは
無い様に思うが、
はてと、いま振り返ってみると、
総合作業療法士ともいうべき、
自分自身のボリバレントな資質と指向が、作業療法の分野として存在するのではないか
という気がしてきている。

2008年8月17日日曜日

講演の準備:肩関節の評価(概要)

基礎的な知識の整理としては、
解剖学
運動学
治療的な評価の概説
基礎的な技術の整理としては、
触診
各種テスト
評価チャート

2008年8月16日土曜日

RA講習会の準備開始

今年の12/13土曜日にRaの講習会

午前中は整形外科医師に講演を依頼しているので、
我々OTは、肩関節機能の基礎的な知識技術の獲得を目的に午後、
講演と実習の予定。

今回の発表の下準備をそろそろはじめて、
なるべく基本的な所から臨床ですぐに役に立つようなものを
作りたい。

2008年8月7日木曜日

サーベーヤー研修

11月にヴァージョン5を受審する前に、
予行演習ということで、本日機能評価の
サーベーヤーための研修を
当院で行って頂いた。
午前中の合同面接は、
第1領域から行われ一先ず第3領域までいき、
第4領域からは個別の部門に対しての面接が行われた。

リハビリに関する第4領域に対する質問は、
サーベーヤーの看護担当という方から、
リハビリスタッフは、十分ですか?
リハビリ科に併診する意味は?
リハビリ部の改善の実績は?
などであり、あまり核心的なものはなく、
回答で用意したものよりも、
逆に低いレベルの質問の印象。

訓練室への訪問では、
順番が最後の方ということもあり、
一旦は訪問なしとなりそうだったので、
廊下で10名ほどのグループが帰ろうとするところを、
つかまえて、訓練室へきて頂いた。
そこでも、あまり質問もなく、終了。

夕方に、20分ほど、リーダーの方から、寸評をいただいた。
指摘内容は、リハビリに関するものはなく、
こちらの期待通りには行かなかった。

いろいろと指摘をしていただいて、
改善に結びつけるのが,こちらの目的であったが、
サーベーヤー研修で、指摘事項をなどを期待するのは、
無理だったようだ。

昨日は遅くまで、多くのスタッフが残り、
準備をして、体制を整えたことは、
勿論、意味があったと思う。

病院機能評価に受かる事が目的ではないので、
外部評価の一つとして、リハビリの質を磨いていきたい。

2008年8月5日火曜日

病院機能評価サーベーヤー研修

今週は、所属する病院の病院機能評価ver.5の予行演習
ともいうべき、サーベーヤーの研修が行われます。
その準備は,去年から病院全体で行われ、そのための
ワーキンググループに参加してきました。
リハが関わるのは、第4領域、第5領域。
このブログで、その辺の事をそろそろまとめておこうと
思います。

2008年6月25日水曜日

長崎学会報告


二日目の朝、ブリックホール2階の第3会場で、RAの発表をしてきました。質問は、会場からはなく、座長の先生(精神科が専門)からという変則ながら、誠実な内容の質問で、感服しました。
夜は、長崎の海の幸を楽しみ、チャンポンやカステラ、かまぼこ、トルコライスを堪能しました。
生憎の雨のため、原爆の投下地点を見る事が出来なかったのが、残念。また次の機会に、訪ねたいと思います。

2008年6月19日木曜日

明日からOT学会長崎

明日の夜から現地入りの予定。
RAの安静挙上位のついて発表します。

2008年5月24日土曜日

RAの覚え書き5

RAの上肢機能低下と評価
 リーチ制限 体内部位へのリーチ
       体外へのリーチ

 マニュピレーション 握力 ピンチ力 
           巧緻性

RAのADL制限
--------------------リーチ-----------握力/ピンチ力--------巧緻性
 食事 スプーン     ○          △
    箸        ○          ○           ○
 整容 整髪       ○          ○  
    洗髪       ○          ○           
    結髪       ○          ○           ○
    化粧       ○                      ○
    爪切り                 ○
 更衣 前開き服     
    ボタン
    かぶり服
    ズボン
    靴下
    ブラジャー
 トイレ 
 
 
    

RAの覚え書き4

RAの自覚症状
 ROM制限
 痛み
 筋力低下 痛みによる不動 服薬による遠位筋の萎縮 筋炎
 疲労感 全身倦怠感

2008年5月23日金曜日

RAの覚え書き3

病気の時期と炎症の程度

病期(関節破壊、変形)
 早期
 中期 
 進行期

炎症の程度(関節の痛み、腫脹、全身の倦怠感)
 炎症期
 非炎症期

マトリックスで示すと、今どの時期にいるのか?

            早期     中期      晩期
   ------------------------------------------
    非炎症期
   ------------------------------------------
    炎症期
        軽度
       中等度
        重度 
   ------------------------------------------
   

生活の活動性
   病期 早期>中期>晩期
   炎症 非炎症期>軽度炎症期>中等度>重度
   人生の役割 多い>少ない

デンジャラスゾーン
   病期  早期〜中期
   炎症期 中等度〜重度
   人生の役割 仕事、育児、介護 (MUST)

パラドクスゾーン 
   病期  早期〜中期
   炎症期 軽度
   人生の役割 多い

薬でコントロールしている時は、ハードな活動をしてもいいのか?


   

RAの覚え書き2

活動と休養

活動:仕事
   家事
   セルフケア
   趣味活動
   リハビリ訓練 ROMEx's 筋力Ex's 体力増強Ex's
   
休養:睡眠
   関節の安静(Static splint)
   関節の増強(Funvtional Splint) 
   動作の変容(Joint Protection)
   動作の効率化(  
   アシスト 人(家族、友人)
        社会資源(ヘルパーなど介護保険)
        道具の活用(自助具) 
   仕事の免除 
        

RAの覚え書き1

RAの疾患の特徴は、炎症性進行性の自己免疫疾患。関節滑膜の増殖とそこから産生される関節液のなかのサイトカイン
による関節組織に対する攻撃により、関節構造が不可逆的に破壊される。

治療の基本は、内科的治療、背系外科的治療、そしてリハビリテーション。

2008年5月22日木曜日

横浜RAフォーラム

今月の29日行われるRAフォーラムでの口演の準備中。
テーマは、日常生活と家事動作。

これまで,何回か、行ってきたテーマなので、
これまでの資料を使って出来なくもないのだが、
職場の協力を得て、新たにデータを収集中。
第12回
日時
H20.5.29. 19:00~21:00
場所
横浜ロイヤルパークホテル 宴会棟70階 オーロラ
TOPICS
テーマ「間接リウマチ患者さんの日常生活と社会参加」
座長:横浜市立大学附属病院 リハビリテーション科 水落 和也先生
演題1
「日常生活活動と家庭生活」
  横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科 
    鴻井 建三先生
 
演題2
「RA患者さんのスポーツ活動」
横浜市障害者スポーツ文化センター横浜ラポール スポーツ課
    田川 豪太先生
 
演題3
「社会参加を支援する社会福祉制度」
横浜市総合リハビリテーションセンター 企画研修室
    成田 すみれ先生
一般演題
座長:横浜市立大学附属病院 リハビリテーション科 
    菊地尚久先生 
演題1
関節リウマチに合併した脳血管障害
   横浜市立大学附属病院 リハビリテーション科 野一色 咲月先生
演題2
当科におけるトシリズマブの使用経験
   横浜市立大学附属病院 リウマチ・血液・感染症内科
   寒川 整先生

2008年2月3日日曜日

屈筋腱断裂修復後のダイナミックスプリント

手掌中央部の屈筋腱断裂修復後2ヶ月以上を経過した後に
担当したケース。
この屈筋腱同士の癒着が考えられ全指屈曲では得られる自動運動が、
個別の運動では十分な屈曲が得られていなかった。

そこで、自主トレーニング時に使用するダイナミックスプリントを作成。
これまでの他院の訓練では、徒手的訓練がメインであったということで、
実使用を多くする事も、重要と考えた。
(動画の使用は、ご本人の許諾を得ています)

2008年1月10日木曜日

3654

この番号は、私の作業療法士協会の会員番号。
平成元年4月、OTとしての全てのキャリアが始まった。
横浜市大医学部附属病院リハビリテーション科に配属された。
その当時、横浜市大は横浜市南区浦舟町に本院があり、
先輩OTは4人。私を含めて5人の陣容であった。