2009年5月7日木曜日

RAの安静スプリント

毎週木曜日の放課後に行われる英文抄読会で、OTスタッフが読んだのが、

Reumatology に2008年に掲載された早期のRA患者のスプリント療法についての
ランダム化研究についてのものだった。

300名を超えるランダム研究で、
OT+Splint群 と OTのみ施行群 に分け、
12ヶ月後の握力、変形などについて比較し、
結論としては、つけてもつけなくても、変わりがないという
ものだった。

この抄読会は、
リハ医師のSVで行っているのだが、
医師のコメントでは、研究の妥当性については、
ほぼ問題ないという事であった。
が、やはり対象をRA患者全体にしていいのかという事と、
Outcomeの一番目に握力としているのが、問題なのでは無いかという事であった。

今の日本の早期RAに対するスプリント療法として、
長対立Splintを使う場合は、
手関節より遠位の急性の炎症症状(疼痛、腫脹)に対して、
短期的に使う事がおおいと思う。
当然、Outcomeは、疼痛や、腫脹の軽減であろう。

であるから、
今回の対象や、Splintの装着の仕方をもって、
このような結論を導き出すのは、どうなのだろうか?

勿論、問題であろう。

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