2009年5月7日木曜日

USNとADL

今日、実習を担当している学生の研究発表があった。

忙しい実習の中で、当院のインターンでは、
英文抄読と研究発表を行っていただくが、

今回は、
作業療法の文献から、

USNとADLの関連を述べた文献からのものだった。
2文献を紹介し、
そのいずれも、USNを大きく2つに類型分けしていた。

興味深かったのが、
その2文献とも、
  • 体幹正中から半分の視空間が認知できないものと
  • 視野の半分の視空間が認知できないものに分けていた

今回、学生が紹介した文献は、机上課題の線分二等分を中心とした
シンプルな検査なので、ADLとの関係を述べた所は無理があった。
ただ、
私も臨床的には、この2類型には賛成であるが、ADLの能力となると、
その他の空間操作の能力や
他の要素をやはり無視する訳にはいかず、シンプルには考えられない様に思う。

USNが起きていたとしても、
注意が大きく影響しているもの、
今回のようなシンプルな半側視空間無視のもの、
もあれば、視覚操作が苦手なものなど、いろいろな側面が
重層的に、あるだろうし、
その身体や運動、ADLへの影響もさまざまだろう。

脳科学的な理由付けを加えた形で、論じれれば、
より理解が進むと思うのだが、
その辺は、課題だ。

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