2009年5月29日金曜日

t-PA について

脳梗塞の血栓融解療法について、院内の勉強会で得た知見。

勉強会は、神経内科のある病棟の新人看護師を対象としたものだが,リハスタッフも参加させていただいた。講師は、神経内科医師。

2005年に承認されたt-PAは、SCUを2床持つ当院でも、頻繁に投与されている。発症してから3時間以内に投与条件が合ったものに使われる。

今回の医師の話では、効きは、投与までの時間が重要という事で、如何に発症してから当院に搬送されるかということだ。3時間ということであるから、2時間までには到着していないと諸検査の結果からの判断ができないということで、救急スタッフの連携がかなり要求されるらしい。

t-PAがよく効く条件としては、アテローム性に比べて、心原性の方がよく効く印象との事で、これは、アテローム硬化があると血栓が融解したとしても、血管の狭窄は潜在しているからだろうとの事で、納得できた。

この融解療法によって完全に麻痺が改善しないケースも、リハには来るが、t-PAを使わない症例に比べて、麻痺の改善の立ち上がりが良いのではないですか?と質問した所、そのような効果もあるらしい。

ちなみに、t-Paとかrt-PAとか,名前が混在しているがr の意味は、遺伝子組み換えの意味で、どちらでも呼び方としては同じとのことであった。


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